帰国後の事
帰国した後、彼と一緒に暮らすことになった。
なったと言っても、もうかれこれ2ヶ月くらい前から話し合ってることで、勢いで一緒にとかじゃなくて、両親にも理解を得て一緒に暮らそうということになった。
なんだろ、親に公認の同棲なんてちょっと恥ずかしいような変な気持ち。
両親が恋人を信頼してるって素直に嬉しい。
近くも遠く
私も彼も遠回りして、今の恋愛をしてる分どうしても過去に拘ってしまい、私の場合チクチクと棘のある言い方をし、彼をいじめてしまう。
自分でもすんごく嫌な女だなーって分かってる。
昨日もそれで彼の昔の好きだった人に会ってしまい(台湾人だから同じ授業という)パニックになって帰ってきた。もちろん、彼は「また?どうして不安になるの?信じてくれないの!」て優しく諭してくれるけど、どうしてもこうしても素直に信じられないのが難点。ものすごく難点。
それでも、抱きしめてくれて、キスをしてくれて、落ち着かせてくれたけど、依然と晴れない気持ちのまま。
終いには彼と気まずい雰囲気になってしまった。
寝る前に何かしら取り戻しったくって、彼の布団に潜り込み抱きついた。彼の服から私と同じ柔軟材の匂いに安心なんだかその匂いが優しいからなのか分からないけど、涙が出てた。
恋人は私の頭を撫でながら「成長しな、お前の傍にいると決めたんだから一緒に頑張ろう。」ってその瞬間今まで堰き止めてたものが全部出てまた泣いた。なんでこの人は私の事見捨てないで一緒にいてくれるんだろうかって思うと、ちゃんとこの人と向かい合って生きていく人間になりたい。
近くも遠く、恋人にもっと近づきたい。
ここまで来たよ
台湾に来て、もうすぐ7ヶ月。
私の語学力は低空飛行中でも
それでもなんとかやっていけるのは周りの手助けがあったからこそだとつくづく思う。
しかし、逆に第三者的な目線から自分を眺められどんどん自分の事を知ることが出来た。
この年にもなって、自分を分かる分からないの判断なんてすこし可笑しいかな?
台湾の生活は私にとって楽でもあり、苦でもあり、そして自由気ままである。
日本に居たときとは考えられないくらい悩みがなくって
(恋愛の悩みは腐るほどたくさんあるけど!)
ある意味ここは天国。
天国だからこそ、少し緩いなって思うところすごくあって、
私はここにずっとは居られないとも感じた。
きっとあの臭い臭い臭豆腐になっちゃいそう。
あと残り3ヶ月。
私はどんな人になって、日本に帰るのかそれが今一番の楽しみ。